どれを買えばいい?ハンドメイド初心者にやさしい布選びのポイント

道具・布選び

こんにちは、ゆうちゃんです。

「かわいい布がたくさんあって、どれを選べばいいのか分からない…」
ハンドメイドを始めたばかりの頃、私も布選びにとても迷いました。
この記事では、初心者さんでも扱いやすく、失敗しにくい生地の選び方と、おすすめの布素材をご紹介します。
布の特徴を知っておくと、作品の仕上がりがぐんとよくなりますよ!

🤣ハンドメイド初心者が布選びでよくある悩み

柄に一目惚れして買ったけど使いづらかった

かわいらしい柄にひかれて購入したものの、実際に使ってみると「柄の向き」が気になって縫いづらかった…そんな経験はありませんか?
特に動物やキャラクター柄などは上下が決まっているものが多く、作品の向きを考える必要があります。
何も考えずに作って動物が逆立ちしちゃうことも💦💦

薄すぎて縫いにくい/厚すぎてミシンが止まる

布には厚みがあります。
ガーゼなどの薄手の生地は縫い目がズレやすく、初心者には少し扱いづらい素材です。
しっかり布を合わせたつもりなのに、なんでズレずれちゃうの?

逆に厚手のキャンバスや帆布は、ミシンのパワーによっては縫えなかったり、針が通りにくくなります。

洗ったら縮んだ・色落ちした

購入した布をそのまま使って洗濯したら「縮んでサイズが変わってしまった」「色移りしてしまった」などのトラブルも。
これを防ぐためには、あらかじめ水通しをすることが大切です。
水通しとは・・・
新品の布製品を使用前にあらかじめ水で洗っておくことです。
簡単なやり方
1.大きめな洗面器に水を張る
2.布を大きめにたたみ直し、水に浸す
3.軽く押し洗いして、1時間ほどそのまま浸しておく
4.布は絞らず、手のひらでたたいて水分をとる
5.しわにならないように大きく広げて陰干しする
6.半乾きの状態でアイロンをかけて布目を整える


🪡扱いやすい布素材と選び方のポイント

綿100%(シーチング・オックス)が基本

  • 扱いやすくて失敗しにくい
  • 初心者に最もおすすめなのが、綿100%の布です。
  • とくに「シーチング」や「オックス」と呼ばれる中厚手の布は、まっすぐ縫いやすく、アイロンもかけやすいのが特長です。
  • 縫いやすさ・形のキープ力・柄のバリエーション、すべてにおいてバランスがよく、最初の作品づくりにぴったりです。

ダブルガーゼは優しいけれど扱いに注意

  • 柔らかくて肌触りが良いが、ゆがみやすい
  • 初心者は「裏地なしのシンプル作品」におすすめ
    肌触りが良く、赤ちゃんグッズにもよく使われるダブルガーゼ。
    ただし、布の織りがゆるく、ズレたりよれやすいという点があります。
    シンプルな形の作品から挑戦するのがおすすめです。

帆布やキャンバス生地は厚みがあるので注意

  • しっかりした布でバッグなどに使われることが多い帆布。
  • 見た目は素敵ですが、厚さがあるため、家庭用ミシンでは縫いづらいことも。
  • 厚みを折り重ねないデザインにすれば使えるので、少し慣れてからの挑戦に向いています。

👍初心者におすすめの布選び3つのポイント

  1. まずは縫いやすい布、綿100%で中厚(オックス)からスタート
  2. 柄はシンプル・上下なしのものが安心
    花柄・水玉・チェックなど、どちら向きに縫っても気にな  らない柄が失敗しにくいです。
  3. 「はぎれセット」や「お試しセット」もおすすめ
    手芸店やネットで購入でき、少量ずついろんな布を試せるので、初心者にぴったりです。

🧵 小物作りに適した布の種類と特徴(表)

布の種類特徴向いている作品例メモ
綿(コットン)通気性がよく扱いやすい。初心者向け。ポーチ、巾着袋、ティッシュケースなど水通し必須
オックス厚みとハリがある。型崩れしにくく丈夫。トートバッグ、ランチバッグ、小物入れミシン向き
ダブルガーゼ柔らかく肌触りが良い。重ね縫いがしやすい。マスク、赤ちゃん用品、ふんわり小物縮みやすいので水通し必須
リネン(麻)ナチュラルな風合い。吸水性が高く、乾きやすい。キッチンクロス、コースター、夏向け小物シワになりやすい
帆布(キャンバス)厚手でしっかりしている。バッグや収納系に最適。トートバッグ、ポーチ、布バスケット厚みがあるため縫う際に注意
ツイル少し光沢があり、丈夫でしなやか。ペンケース、エコバッグなどスタイリッシュな仕上がりに
フェルト切りっぱなしOK。縫わなくても接着で仕上げられる。小物入れ、ブローチ、キーホルダーなど縫製が苦手な方にもおすすめ
シーチング薄手で扱いやすいが、少し張りがある。裏地、小さな雑貨、練習用作品お試し作品にもぴったり

💕まとめ|布の特徴を知って、楽しく作品づくりを!

布選びはハンドメイドの楽しみのひとつ♪
最初のうちは「可愛い!」だけで選ぶと、意外と縫いにくかったりして失敗することもあります。

今回ご紹介したような扱いやすい布の特徴を知っておくことで、完成度がぐんとアップしますよ。
自分に合った布を見つけて、ハンドメイドの世界をもっと楽しんでいきましょう!

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